マルチ環境記録 〜バンク解禁前編1

はじめに

今回は第1回なので、マルチにおいて非常に選出し易い天候ポケモンについて考察する。

 

天候ポケモン一覧

f:id:cake_tabetai:20161221172918p:image

f:id:cake_tabetai:20161221172936p:image

f:id:cake_tabetai:20161221173000p:image

f:id:cake_tabetai:20161221173012p:image

f:id:cake_tabetai:20161221173016p:image

f:id:cake_tabetai:20161221173024p:image

以上の6匹がバンク前で天候を操作できる特性を持つポケモンである。

因みに、素早さが早い順に並べている。

 

ポケモン別簡易役割説明

大体なにをするか、出来るかを書くがマルチなんでよく変な型が紛れてるので責任は持たない。

 

f:id:cake_tabetai:20161221172918p:image

キュウコンRF

天候最速のS109とあられ下専用のオーロラベールにて耐久も併せ持つ。

タイプと素早さが相まりこいつだけでドラゴンを処理する事が可能で、フリーズドライを覚えるおかげでオーロラベールを阻止しにくるニョロトノペリッパーに対しての有効打を持てる。

非常に器用で注意すべき技が多い、

先制技のこおりのつぶて

変化技縛りのアンコール

耐久強化のオーロラベール

必中全体技のふぶき

水タイプへのフリーズドライ

一撃必殺のぜったいれいど

ぱっと思いつくだけでもこれだけある。

しかし素の耐久と火力は高くはなく、どちらかを取ればどちらかが薄くなるので対処自体は出来る。

キュウコンへのカウンターポケモンは、

キュウコンより早く一致弱点を付けるゲンガーメガメタグロス

キュウコンが倒せないこおりフェアリー半減の炎タイプのウィンディコータス辺りでは無いだろうか。

特にコータスは特性の日照りで天候を取り返せるのでオーロラベールを止める事ができる。

 

f:id:cake_tabetai:20161221180433p:image

バイバニラ

こいつで出来る事は大抵キュウコンで出来る。

強いて言うならキュウコンより素の耐久と火力が高い。

わざわざこいつを使う必要は無い。

 

f:id:cake_tabetai:20161221180932p:image

ニョロトノ

5世代から使われ続けてる雨要員。

大体みんな知ってると思うから簡単にしか書かないが、耐久があり雨の恩恵で水技の火力も出る。

アンコール、ほろびのうたなど搦め手も得意で注意しなければならない。

かわらわりを覚えるので最悪オーロラベールを張られても壊す事が可能。

 

f:id:cake_tabetai:20161221181731p:image

ペリッパー

ニョロトノと違い浮いているので横のじしんをまもる無しでスカす事ができ、とんぼがえりを持つため拘りアイテムで運用し易い。

しかしフィールド系の恩恵を受けることが出来ない点は注意したい。

氷技が等倍な上フリーズドライを持つ可能性があるキュウコンバイバニラへの後出しは極力避けたい。

 

f:id:cake_tabetai:20161221184152p:image

ギガイアス

ギギギアルと組むとギギギガイになる。

この組み合わせの強いところは何と言ってもギギギアルにある。

そう、なんとギギギアルトリックルームを覚えるのである。

足の遅いギガイアスと相性抜群な上に砂嵐のスリップダメージも受けないギギギアルギガイアスの最高のパートナーと言えよう。

 更に地面の一貫を切れるメガヤンマを投入すればギギギガヤンマになる、隙がない。

 

f:id:cake_tabetai:20161221190142p:image

コータス

天候ポケモンの中で最も足が遅く確実に天候を取れる。

キュウコンバイバニラに滅法強く、後投げが安定するのでオーロラベールを防ぎ易い。

一方でニョロトノペリッパーには打点もなく、素早さも負けているので厳しい戦いを強いられる。

 

流行りと対策

キュウコンペリッパーの出現頻度が高い。

これはシングルでもダブルでもキュウコンペリッパーが割合高い確率で使用されているからだと推測できる。

とどのつまりキュウコンに強いコータスペリッパーを殺せる爪ギガイアスをマルチに連れて行けば有利を取れるだろう。

 

おわりに

マルチとは2on2の対戦であります。

自分が使いたいギミックを持って行っても、大抵の場合は隣との兼ね合いで諦めたりしなければなりません。

それはきっと人生に似ている事でしょう。

今まで挫折を経験せずに生きてきた人は少ないと思います。

何かを諦めたり、何かから逃げたり、それでも上手く折り合いをつけて騙し騙し生きるのが人生です。

マルチも同じです。どんなに2対1でボコボコにされても、どんなに隣と噛み合わなくても、どんなに自分のポケモンが弱くても、それにどこか妥協点を見つけてみんなで笑いながら楽しむ事が出来るのがマルチの良いところだと思っています。

だからたとえ10割自分の所為で負けても笑いながら隣に罪を着せる話術を身につける事が一番マルチを楽しむ方法だと私は考えます。

 

 

 

HSビルド吸血ミミッキュ

f:id:cake_tabetai:20161129005844g:image

陽気 H244 A12 S252 @アッキ

かげうち じゃれつく きゅうけつ ビルドアップ 

 

後出し性能の高さと有利対面で安定して積み技を選択出来る優秀な特性を利用したミミッキュ。

ばけのかわ状態で攻撃を受けた際にもアッキが発動するので、型破り等の例外を除けばHPを削らずB耐久を上げることができる。

ミミッキュ対面では上からビルドを積める為シャドクロが急所に当たらなければ有利を取れる。

ミミッキュに出て来る敵に吸血がありなえないくらい刺さらないので邪魔に感じたらシャドクロか鬼火に変えてもいいと思った。

 

輝石ゴルバット

f:id:cake_tabetai:20160313163716g:image
すりぬけ
慎重H244B68D196
どくどくのきば/しっぺがえし/はねやすめ/さいみんじゅつ

ニンフィアきっと殺すマンとして生まれた殺人(さつニン)マシーン
持ち物無しのショックも2回受けきれるので
後出し→どくどくのきば→はねやすめ
で削ることも出来る(どくになれば)
マイナーが鬼門とする身代りガルーラも特性のすりぬけにより克服している、もちろん勝てる訳ではないが起点にはなり得ない。
どくどくのきばは攻撃技なので挑発やメガヤミラミやエーフィなどのマジックミラーを無視してどくを撒ける利点を持つがどくの追加効果は50%と微妙な為に安定はしない。
どうにもならない敵にもさいみんじゅつを押す事で無限の勝ち筋を生む事が出来るので実質最強。



トリルランク《起動編》

トリル起動キャラランキング〜
決してトリルランクルスではない。
個人的評価だから気に入らなくてもイライラしちゃダメだゾ☆

Sランク(超強い)
f:id:cake_tabetai:20160308044925g:image
輝石枠採用率No.1ポケモン
弱点が少なく通りの良いゴーストの一貫性を切れる為どのタイプのアタッカーとも組みやすい。また特性のダウンロードにより自身の火力を底上げ出来、自らがアタッカーとなる事も可能。
技の範囲も比較的広く、一致3割状態異常抽選のトラアタ、龍狩りの冷ビ、通りの良いシャドボなど覚える。補助技も電磁波毒々自己再生etc…と有用なものが多いがトリル起動で考えると入りにくい。
はたきおとす等でアイテムをロストしたりダウンロードでCが上がらなかった時に過信し過ぎないよう注意。

Aランク(なかなかやるじゃん)
f:id:cake_tabetai:20160308050129g:image
彼の有名な月光なんたらのアイツ。
準伝特有の高種族値と地面の一貫性を切れる浮遊に超単という優秀なタイプで数値受けも相性受けもこなせる。が、通りの良いゴースト悪に弱点を取られる。
技はポリ2で出来る事は大抵出来る上に此方には固有技のみかづきのまいが有り、前半で消耗したアタッカーを完全回復しながら自主退場まで出来てしまう。
ポリゴン2と違い持ち物が固定でない為オボンで場持ちを良くしたりゴツメでダメージソースを増やす事が可能。
だがしかし火力が足りない、ガルーラのみがわりを破壊出来ない時があったり起点になりやすかったり。

Bランク(ちうけん)
f:id:cake_tabetai:20160308052254g:image
トリル起動要員では珍しい物理メインウェポンキャラ。
固有のタイプ組み合わせにより弱点が少なく交代際の事故死が少ない。
特性のあまのじゃくにより馬鹿力で殴りながら自己強化出来るので場合によっては全抜きアタッカーにもなりうる。

f:id:cake_tabetai:20160308053132g:image
固有特性のミイラによる物理アタッカー封じが魅力。
種族値、特性、鬼火の恩恵で物理アタッカーに滅法強い。だからといって特殊耐久が紙な訳でもなく1発は大抵耐える。
自主退場技に呪いもあり目立たないがポテンシャルは低くない。

Cランク(それなんで使うの?)
f:id:cake_tabetai:20160308053842g:image
見た目トリルしてこなそうだから意表がつける。
鋼タイプで唯一トリルが使える為フェアリーなどを起点にトリルを起動出来るのは珍しい。
が、技の範囲がめちゃくちゃ狭い。物理主体なのにめざ氷を採用せざるを得ないくらい技がない。
あとたまにニンフィアがギアソーサー耐える。







眠いから他のポケモンはそのうち追記します。




いやしのすずニンフィア

f:id:cake_tabetai:20160305045745g:image
フェアリースキン
控えめHC
ハイパーボイス/いやしのすず/なんか/なんか

なんとなく、本当になんとなく入れる技がないから8BPで覚えるいやしのすずを入れてみたら思いの外ポリクチと相性が良かった。
ポリクチはクレクチの並びの様に三日月の舞によるクチートの状態異常による置物化への対処が出来なかったがいやしのすずにより解消でき、風船を持たせることによりクチートの苦手なじめんの一貫性を切ることもできクチートガブリアスの対面で比較的安定して裏に引くことができる。
ポリクチニンフィアという選出をする場合ナットレイヒードランが鬼キツイのでポリ2とニンフィアにそれぞれにめざ炎とめざ地を搭載したいところである。


チョッキカラマネロ

f:id:cake_tabetai:20160222205104g:image
カラマネロ@チョッキ
あまのじゃく
いじっぱり H172 A220 S116
はたき/サイカ/馬鹿力/空元気

最初に
このカラマネロは受け出し性能を高める物じゃ無く、対面性能を上げ対面したポケモンを倒した後にどう後続に負荷をかけるかってモンスターです。
端的に言うと種族値が足んねえから思った以上に堅くならなかった。

強いところ
・物理アタッカーの天敵である威嚇でAが上がる
・馬鹿力で殴りながらに自己を強化出来る
・ミトムやクレセなど耐久ポケモンをある程度起点にできる
・上手く馬鹿力を積めれば全抜きアタッカーになりえる

広い範囲に等倍が取れるモンスターだが…
広い範囲に攻撃が通るのであらゆる場面で臨機応変に対応できる反面火力が不足しているので馬鹿力で強化しなければいけない。決して攻撃力の低さを忘れてはいけない。

対面してはいけないポケモン
C補正アイテム無しハイボで中乱数1発。
つまりニンフィアを1撃で葬りされないなら突っ張ってはいけない。

ダメ計するまでもなくさざめきで1発。
岩雪崩を採用していても素早さ的に雪崩を起こす事すらできない、パーティにアローを入れて選出率を低下させよう。




まるころマンダver2016

f:id:cake_tabetai:20160219165817g:image
いかく
わんぱく H244 A4 B228 D4 S28
ころがる/まるくなる/みがわり/りゅうのまいorつめとぎ

調整
みがわり4回張れるHP4n+1
最速メラルバ抜きのS124
Bは陽気ファイアローのA-1ブレイブバードをみがわりが最高乱数以外耐え

使い方
ファイアローと対面を作ります。
鬼火をラムでスカしながらみがわりを張ります。
ブレイブバードをみがわりで受けまるくなります。
ころがります。

技構成について
基本コンセプトであるまるころの2つは確定。
その次の仮想的であるファイアローを起点にするみがわりもほぼ確定。
となると残りの1枠が重要になるのだが、個人的には足りない火力と素早さをある程度補えるりゅうのまいがオススメ。
ころがるの命中不安をどうしても解消したいならつめとぎがあるが、そもそも命中不安を気にするような人間がまるころマンダを使うかは怪しい所である。